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合同会社について
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合同会社という会社形態について簡単にご説明差し上げます。
合同会社というのは比較的新らしい会社形態で、株式を発行しない会社に適しています。
株式会社の場合ですと 「株式に関する縛りや義務」 が色々あるのですが、合同会社の場合、そのようなものが無いため身軽で合理的な経営が可能です。
実利を優先する外資企業を中心に株式会社から合同会社へ移行するケースも見られます。
ちなみに、合同会社という名前から、複数の企業や団体の連合体(トラスト)のようなイメージを持たれる方がおられますが、合同会社の合同というのはそいうい意味ではありません。 また、複数人の社員(注:
ここでいう社員とは登記簿に登記される人のこと) が合同で設立したというような意味を持つものでもありません。
なぜ合同という名前にしたのかは定かではありませんが、合同会社という形態ができる以前に、社員の個性が重視される持分会社と言う点で類似する 「合資会社」
とか 「合名会社」 というのがあり、ここから、 「合資会社」 でもない 「合名会社」 でもない ・・・ エーイ、それじゃ 「合同会社」 でどうだ!
みたいなことでできたのではないかと推測したりしています。
有名企業で合同会社の形態を採っている例 (順不同)
- シスコシステムズ合同会社
- IHG・ANAホテルズグループジャパン合同会社
- P&G マックスファクター合同会社
- 日本アムウェイ合同会社
- ユニバーサルミュージック合同会社
- CFJ合同会社
尚、大手スーパーの西友も株式会社から合同会社へ移行することを発表しています。
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